映画『トロン』感想

あれだけ『トロン:レガシー』を楽しみにしてるって散々言っておきながら、前作を観てなかったので観ました。あ、ちょっと語弊がありました。ここではそんなに観たい観たいとは言ってないですね。でも実はひそかにかなり観たいです。それこそ嫁さんを質屋に入れてでも観に行きたいです。あ、これは比喩表現ですからね!

で、まあ、観たんですが、CG黎明期のCG展覧会って感じの映画でした。中身は割とテキトーです。生身の人間をコンピューターの世界に送り込むっていう、本気なのか冗談なのか、実現すると思ってるのか思ってないのかよくわからない設定を否応なしに押しつけられて映画はどんどん進みます。まあ、こりゃファンタジーですね。ディズニー製作だし。
1982年の映画。当時のことはよくわからないんですが、妙に現実離れしてて時代を先取りしすぎた感があるし、今見ると妙に現実離れしてて古臭いし、どこの時代にもなじめなそうな映画でした。そういう映画、好きなんですけどね。ただコテコテの理系の人が作ったみたいな映画で、僕コンピューターにそんなに詳しいわけでもないので、ちょっと敷居が高すぎた感じがするので、う〜ん、まあ、55点。
ビミョーな評価ですが、レガシーはやっぱり楽しみですよ。映像キレーだな〜くらいに楽しめればいいと思ってます。実は『トロン』って、僕が小学生くらいの時からずーっと内容が気になってて、そんで今日ようやく観ることができて、皆さんが思ってる以上に僕の中で感慨ひとしおなんですが、そのずーっと気になってた映画が、今の時代に蘇るとどんなものになるのか。映画を楽しもうとかより、その歴史的瞬間に立ち会いたいという気持ちのほうが強いですね。大げさ?