傍点

はてなダイアリーは、傍点をつけられないのが仕様…でいいんだよね?
スティーヴン・キングジョジョを読んで育った僕は、世界で類を見ないくらい傍点大好き人間なんですよ。たぶん今日だってもうすでに、「世界で類を見ないくらい」のところに傍点を付けていたことでしょうね。
傍点をつける心理。それは一言、文章を目立たせたいからであり、ことさら際立たせたい表現に対して付けられる傾向が強いと思います。しかしどこまでがそれにあたるのかだんだん境界があいまいになり、そのうち文章全体におたまじゃくしがのた打ち回ってるかのような様相を呈してしまい、それはまるで下敷きをかざすと文字が消えるチェックペンをつけすぎてどこが大事なのか分からなくなり収拾がつかなくなった教科書と似ている気がします。ジョジョのように回りくどい文章になってしまった。
妙にオリジナリティを強調した文章は、それをスタイルと受け取れない読み手にとって不愉快になるものです。しかし僕も人のことは言えない。僕の場合、たまたま傍点を付けられない環境にいるだけで、もし傍点をつけられる日記だったら、見向きもされなかったでしょうね。僕の文章を普通にしてくれるはてなさんに感謝。
それにしても、僕文章に「それにしても」って使いすぎな気がするなぁ。気をつけないとね。