消えない澱み

昨日の夜、久々に緊急地震速報を聞いてしまった。忘れちゃいねぇだろうな?と言われた気分だ。とにかくびっくりして、思わず「うわぁっ!」と全然脚色が入ってない素の叫び声をあげてしまった。
なんかいろいろ思い出して憂鬱になった。3月11日直後の1週間は生気を抜かれた心持ちだったこと、絶望がじわじわとこの身をむしばんでいく心地だったこと。
地震は平等に無慈悲だ。数多くの人々に、一斉に、消えない心の澱を残す。町ですれ違う、あの人も、この人も、みんなの心に地震がある。