「お前がそんなに難しい問題に直面してるようには見えない」

その同僚の言葉が、ハッと僕に気付かせてくれた気がする。
僕は、仕事でもなんでも難しく考えすぎてた。でもよく見てみれば、本当に難しい問題って、一日に1回あるかないかくらいだし、それに直面した時だけじっくり考えればいい。
僕はまさに、「まぼろしに つつまれている」 状態だったんだ。正体不明の何かを意味もなく恐れてただけだったんだ。