先生になりたい人とは

今日は本屋を回ったのであるが、参考書が並んでいるのを見ると、学生には戻りたくないと思ってしまう。時々あの頃に戻りたいと思うことがあっても、参考書の山を前にすると、その考えはたちまち雲散霧消する。僕は基本的に勉強が嫌いなようだ。
いつも思ってたのだが、僕たち生徒は受験に合格すれば勉強の苦しみから解放されるが、先生方は、延々とその苦しみがリセットされるんだなぁ、と。僕は勉強が嫌いだったし、教える側に立ったことがあるわけではないのでそう思うだけかもしれないが、僕にしてみれば、ゴールドエクスペリエンスレクイエムを喰らったディアボロのような感覚になりそうだ。
先生になりたい人は、勉強が好きな人なのだろうか。それとも、教えることが好きな人なのだろうか。あるいは、子供が好きな人なのだろうか。いずれにせよ、僕とまったく異なる感覚の人たちに違いない。