イカは

今日のシャキーン!──朝の快適な目覚めをサポートするという触れ込みの、主に小学校高学年をターゲットにしたバラエティ番組──で、あるクイズのコーナーに対して一言ツッコミたくなった。
コーナー名は失念したが、大別するとAとBの2つのグループに分けられそうなものが描かれた何枚かの絵が1枚ずつ映され、絵が移り変わるのと同時に、目を開けて(その絵を見て)という指示と、目を閉じて(その絵を見るな)という指示がなされるのだが、きちんとその指示に従っていれば、そのあと提示される問題に答えることが可能になるというのだ。
どういうことかというと、目を開けてと指示があった絵には、ある関連性がある数枚の絵の中に、1枚だけ仲間外れの絵が混じっており、「目を開けてと指示した絵の中で、仲間外れはどれ?」という問題に容易に答えられるのだ。問題を提示されたときには、「目を開けて」及び「目を閉じて」と指示したものすべてが一画面に表示され、きちんと指示に従っていないと、答えることが非常に困難になるのだ。というのは、映された絵は、AとBのどちらかで、かつCの属性も持つというものであり(例えば、正月に関するもので、かつ食べ物であるなど)、AかBかCかどのグループをさすのか出題されるまでわからないので、きちんと指示に従って出題範囲をしぼっていないと混乱してしまうという仕組みなのである。今気付いたのだが、このクイズは、ここテストに出るよとか、そういう先生のメッセージを聞き逃さないように授業をきちんと聴こうという訓練なのではないか。
それはともかく、説明が長くなった。ここから本題なのだが、今日のそのクイズで、「この中で、空を飛ばないものはどれ?」というものが出題され、飛行機や鳥類の中に1枚だけイカが混じっていたので、それが正解だったのだが・・・


イカは空を飛ぶじゃなイカ!!


要は、これが言いたかっただけなのである。*1 *2

*1:イカ娘は、見たことも読んだこともない

*2:常識的に考えて、その中で恒常的に空を飛ばないものはイカに違いないのであるが