ミキサー

今日は、家電量販店にハンドブレンダーを買いに出掛けた。嫁さんの言によると、実家でフードプロセッサーをもらったから、それを補う機能を持ったもの、すなわち混ぜたりすりつぶしたりすることに特化した装置が必要ということなのだ。これがあれば、スムージーやポタージュスープなどが自宅でも作れるようになるということだ。
早速調理器コーナーを覗いた。それにしても、ブレンダーにしろミキサーにしろ、どうしたものか皆いちように右へならえで、これで健康なフレッシュジュースができます!とか、栄養たっぷりなスープが作れます!とか、やたらと健康志向を喧伝するのだ。嫁さんは、私は純粋にスムージーをおやつとしておいしく飲みたいんだけどなぁ、とこの不思議な光景に疑問を呈していた。確かによく考えてみれば、そうだ。僕が一人暮らししていたときも、ミキサーを使ってバナナやリンゴを混ぜて朝食にジュースを作っていたが、うまいとかまずいとかよりも、体に良さそうという思考を優先させていた。
とにかく、ハンドブレンダーを探したのだが、凍った果物を粉砕できるものがないという事実に当たり、これではスムージーを作れないということになった。ということで、結局ミキサーを買った。少し大きめだが、これで嫁さんの料理がよりはかどることになるだろう。我が家は、ミキサーをエンターテインメントとして使用する夫婦のモデルを目指すのだ。