東京は怖い

今日は土曜日だったが、珍しく嫁さんが出勤になり、僕もさも当然のようについていった。何か手伝えることがあるかもしれないからだ。
嫁さんに、手伝えることは何もないと言われたので、東京の町をぶらぶらするしかなかった。本屋さんに行ったり、公園のベンチで本を読んだりした。
ベンチに座ってると、小さいおじいさんがこっちにやって来た。嫌な予感しかしなかったが、やはり宗教の勧誘だった。僕が読んでいた『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか』という本も悪くて、悪魔がいるからこういう事故とか悲惨なことがなくならないとかいう話で、はあと聞いているしかなかった。
2〜3分で話が終わってくれたのは不幸中の幸いだ。東京は油断ならない。
ちなみに、嫁さんの仕事を手伝うための最低限の資格は、はんだごてとオシロスコープを使え、プログラムを書け、フィルターの設計ができ、通信規格に詳しいことだそうだ。お茶汲みじゃダメなんですか。