僕がレーシックをしない理由

真っ先に断らせていただきますが、レーシックを批判する記事ではありません。後遺症がうんぬんとかいう話はいっさいしません。僕の周りにもレーシックを受けて人生が豊かになった人はたくさんいるし、今や安全な技術力がほとんど確立されていると思います。

さて、僕はメガネだ。2年前に嫁さんの薦めでメガネを作った。

レーシックを受ける選択肢もあった。視力が格段に良くなるし、メガネと違って曇らないし、コンタクトやメガネと違って紛失の恐れもない。このときはただ単に怖いというその1点の強大な理由だけでレーシックは受ける気はなかった。(ちなみにコンタクトも怖いからはなから除外)

だがしばらくメガネを使ってて、メガネにしててよかったなと思う点はいろいろあった。

最大の魅力は、「クリアな視界とぼやけた視界を自由に選べる」という点だ。

何言ってだコイツと思われるだろう。ぼやけた視界が欲しくてメガネを作るやつがあるかよバカヤローという話だ。

レーシックをしたら、視界はクリアなまま保たれる。だが人生ところどころでクリアなものを見たくない場面はいろいろある。たとえばこうだ。

・掃除

視界がクリアだと汚れが良く見えてきれいにならないと気がすまないが、メガネをはずせばある程度の汚れは気にならず適度に切り上げられる。

・知り合い

会社の近くのスーパーで買い物するとか、知り合いに出くわしそうだけどひとりでゆっくり買い物したい時は、メガネをはずしておけば知り合いの顔に気付かず、もしあとでなんで声かけてくれなかったんだよーと言われたら、目が悪くて気付かなかったと言い訳できる。

・電車

オトコにとって電車に乗っててつらいことのひとつは、きれいなお姉さんに出くわしてしまうことだ。存在が気になってしまうが声をかけるわけにもガン見するわけにもいかずモヤモヤが溜まる。だがメガネをはずしてしまえばきれいなお姉さんに気付くこともないがモヤモヤを溜める苦しみもなくなる。