ツムツム あるひとつの原則

ツムツムをいくらやっても上達しない。だいたい20万点から30万点、運がよくて30回に1回は40〜50万点行くくらいだが、ひるがえって嫁さんは50万点なんてのはちょちょいのちょいのおちゃのこさいさいのさいって感じで、60〜70万点か当たり前ってな感じだ。なんせハイスコアが99万点だしね。
僕は出口の見えないトンネルで藻掻き苦しんでいたが、嫁さんに「私ばかりがすごいって言われて不公平だ。あなたも上達しなさい」と容赦ない檄を飛ばされたので、とにかくなにか打開策が必要だった。
以前、ワールドカップスペイン代表を特集した番組で、すごい選手は試合中どんなふうに見ているのかを探るために選手の目線に合わせたカメラを装着させられていたが、ツムツムをしている嫁さんにそのカメラを装着したくなった。
だがそんなことをしても、なにか基本的な原則を理解してないと、なぜ嫁さんはそうしているのか?が理解できないだろう。もういちど基本的なルールを見直してみた。
そしたらわかったのだ!嫁さんはこれを理解してプレイしてたんだ!
その原則とはこれだ。
「マイツムではフィーバーゲージは溜まらない」
これだけだ。
嫁さんは、フィーバー中にポイントが増えるから、それを有効活用するべきだと教えてくれた。だが僕は、なかなかうまくフィーバー中にスキルを発動させられなかった。
それは、マイツムも非マイツムも関係なしにとにかくチェーンをつなげることに必死になっていたからだ。だから、マイツムのスキルが溜まらないうちに非マイツムを消してフィーバーが始まってしまい、あわててマイツムのスキルを溜めざるを得ず、結局フィーバーに乗り遅れてしまうのだ。
だが先の原則を理解していると、まずは焦らずマイツムのスキルを溜めておき、非マイツムを一気に消してフィーバーに持っていけば、無理なくフィーバー中にスキルが発動できるようになるのだ。
これでようやくスコアが50万点あたりで安定するようになってきた。あとは慣れの問題だろう。嫁さんは、そのルールを知っていたから高得点を出せていたんだね!

「え?そんなルールがあったの?知らなかった」

・・・参りました。