レッドヘリング

この間のエンタの神様で、8.6秒バズーカというお笑いコンビの、ラッスンゴレライというネタを初めて見た。
ラッスンゴレライにはまったく意味はなく、ひたすらその謎に付き合わされるという内容なのだが、これはあれだ!ヒッチコックがよく使うという、レッドヘリングというやつなんだね。
つまり、レッドヘリングという、意味ありげだけどなんの意味もないキーワードで、観客をかく乱して注意を逸らすってやつだ。
古くからミステリーに使われる手法が現代のお笑いに使われるとは、時代は回るんだと思わされる。
しかし、ちょちょちょちょーっと見え見えすぎないか。Mi3の、ラビットフットというあまりにあからさまなレッドヘリングにも呆れたが。