灰羽連盟 第2話感想


・子供に羽の動かし方を教わるラッカ。物心ついてから変わってしまった自分の体を制御することのむずかしさがリアルに伝わってくる。ところでこの世界では、見かけは子供や大人の灰羽がいるが、年齢は意味を持たないのだろうか。転生(?)した時の向こうの世界での肉体年齢はそのまま受け継がれるようではあるが
・レキは瓦礫のレキ。あまり夢の話をしたがらないのは彼女だけのようである
・ラッカ、街へ。人間すなわち羽を持たない存在を確認。人間は灰羽が見えないのではないかというくらい気に留めていない様子。つまりは人間同士がすれ違うのと同じくらいの感覚のようである。「なぜ私たちが気にならないの」というような面持ちのラッカは自意識過剰に陥っているようだ
・異様に高い壁。不気味な印象を受けるトーガとの交易。それらを仲間たちが自然なものとして受け止めていることが、ラッカの不安を知らずに増幅させていたように感じる
・補助が外れ、輪がくっついたことに喜ぶラッカ。精神的には追いついてなくても肉体は自然とこの世界になじもうとしている。彼女にとってはそれだけで幸せなのだろう、きっと