映画をどう見るか

映画を定期的に見る習慣がなくなってから3〜4年経っただろうか。僕の映画の見方もその間に変わったのかどうかもわからないほど映画を見なくなった。
今ここで、一番映画を見ていた大学時代を思い出す。あの頃、100人のうち1人しか思いつかないような視点で映画を見て、100人のうち1人しか書かないような感想を書いてやると躍起になっていた。
そして今。僕は、論理的思考で物事を捉える知的な嫁さんを得、僕も少なからずその影響を受け、それが僕の映画の見方に変化をもたらしたような気がする。ごめん、気がするだけです。なんちゅーのかな、最近になってようやく前よりは物事を系統立てて考えられるようになったから(やはり嫁さんの域に近づきたいという思いがあったよな)、映画を見たらきっと頭で整理しながら見て、よく理解できるようになるんかなぁって。
とはいっても、やはり100人のうち1人しか書かないような感想を書きたいというあまのじゃくな中二病精神は健在で、その気持ちも大事にしたいんです。論理的思考(笑)と中二病精神が交わったとき、どんな化学反応が起こるのか。今から新しい映画を見るのが楽しみだ。
だが早くもつまづきそうだ。昨日もしゃべった『ナイト&デイ』とか、100人のうち100人が同じ感想になりそうな映画を見てしまってからに。どんな映画でも自分の解釈が持てたら楽しいと思うんだけどね。