嫁さんが考えた新作ポケダン案 ストーリー

ポケットモンスター 不思議のダンジョン
風の英雄団(ホワイト寄り)/雲の英雄団(ブラック寄り)
テーマ「心の成長」


この世界にはある伝説があった・・・
ポケモンたちが平和に暮らしていたある日のこと、
遠い遠い宇宙からやってきた隕石が落ちてきた。
激しい衝撃、そして舞い上がった塵は世界を闇に包んだ。
世界は危機的状況に陥った!
そこに、どこからか現れた2匹のドラゴンポケモン
レシラムゼクロム、そして勝利のポケモンビクティニを従えた
光り輝く「英雄」が現れ、
闇を払い、世界を救ったという伝説である・・・。



ある日・・・主人公が草原に倒れていた。
いつも通りパートナーに拾われる。
「○○(ポケモン名)がしゃべってるー!」「君だってポケモンじゃん」のお約束やりとり。
元々人間だったことは覚えているが、あまり昔の記憶がないのもお約束。

すると、いきなり激しい突風!
びっくりする主人公と、慣れた様子で避難するパートナー。
(※避難経路を初ダンジョンにすればいいと思う。)
「この状態に慣れてないってことは、
 元々このあたりのポケモンじゃないっていうのは本当みたいだね・・・
 最近この辺は、ゼクロムレシラムの争いで自然のバランスが崩れてるんだ」
レシラムゼクロムの説明をしてくれるパートナー。
「天候がこんな感じだもん、気持ちが荒むポケモンが多くて困ってるんだ」
(※従来のポケダンに比べて、ダンジョンの天気が変わりやすいのが特徴だといい。)

「でも大丈夫!平和を守る『英雄団』がいるもの!」
「??」
「そうだ、英雄団はいつも困ってる人を助けてくれるから、
 きっと君のことも助けてくれるよ!
 ヒーロータウン(仮名)に行こう!」
主人公は英雄団を尊敬しているらしい。
前に困った時に助けてくれたり、特訓につきあってくれたりしたらしい。

で、町の施設に主人公を連れて行ってくれるパートナー。
街にはお城のような施設があり、そこには王様のようにブルンゲル♂が座っていた。
沢山のポケモンたちも働いている。
パートナーが事情を説明すると、ポケモンたちはびっくりして半信半疑だったが
ブルンゲルは「今までにないタイプじゃのう!」と大喜び。
執事(秘書)のルカリオいわく、「ブルンゲル様はノリがいい性格ですから・・・」とのこと。

ここで英雄団の説明。
仕事は困っている人を助ける、保安官の依頼でお尋ね者を逮捕する、のお約束の仕事。
自警団みたいなもので、スポンサーであるブルンゲルの趣味でこうなってるらしい。
ブルンゲルが冒頭の伝説を説明してくれる。それはそれはもう熱意を込めて。

「行くところがないなら、うちに住み込みで英雄団の修行を積んだらどうじゃ?」
という誘いで、主人公はヒーロー(主人公が女ならヒロイン)修行をすることに。
パートナーも一緒にやりたいと立候補。二人はヒーロー修行をすることに。
そんな夜、主人公は夢を見る。
主人公の夢に現れた翼のある小さいポケモンは、英雄を待ち望む皆を助けてほしいと言ってきた。

町の人からの依頼をこなしたり、お尋ね者を退治したりしていると
ある日寡黙のヒーロー・ミュウツーと出会う。
ミュウツーはとても賢いため、主人公がポケモンになった理由を調べてくれるという。
そしてしばらく後に、ミュウツーが見つけた予知能力者・ネイティオを連れてきた。
ネイティオは主人公のことを見通そうとする。
そして、カギとなるものが□□にある・・・と場所を予言する。
主人公たちはダンジョンに向かった。

そして、ダンジョン(森系)の奥地でビリジオンに出会った。
彼はゼクロムレシラムの対立に心痛めて森に隠れ住んでいたという。
ゼクロムレシラムは本来自分たちが認めた英雄の力となり、
 力を貸して共にこの世界を守るのが役目だというのに・・・」
伝説は本当だったのだ。

話の続きを聞きたいブルンゲルは興奮して、残る2匹を探すことを命じる。
探していろんなダンジョンを回る二人。
何とかビリジオン・コバルコン・テラキオンの3頭を集めることに成功。
彼らは語る。
「かつての英雄が姿を隠した後、ゼクロムレシラムは新たな英雄を待っていたが
 あまりに長年現れないために本来の目的を忘れ
 何がきっかけなのかわからないが、争いになってしまった」
「勝利のポケモンビクティニ』を仲間とした者であれば、真の英雄と認められるだろう」
というわけで英雄団は仕事の傍ら、ビクティニ探しをすることに。

とあるダンジョンでビクティニ発見。なんか襲われてるぞ!
助ける主人公たち。
「ありがとう!」
古くからの伝説にあるポケモンとは思えないほどなんかノリの軽いビクティニ
「だって伝説のビクティニは私のご先祖様だもの、知らないわ」
とのことである。主人公の夢に現れたのはおそらくそのご先祖様のビクティニ
ちなみにビクティニは♀寄り。
ビクティニは「レシラムゼクロムのところに行くときはいつでも呼んでね」と言ってくれた。

ビクティニを仲間にしたなら、レシラムゼクロムもひれ伏すだろうとミュウツーは語る。
しかしパートナーが、「そんな風に力ずくで屈服させてもいいのかなあ?
争った原因を突き止めないと、解決にならないような気がするなあ」
ここでパートナーの過去判明。
群れの他の仲間たちに比べて弱かった自分が昔は嫌いだったけれど、
英雄団の皆に会って鍛えて貰ってから明るくなり、
主人公と一緒に冒険をしてさらに変われたと。
「やっぱり心が変わらなきゃダメだよ・・・ゼクロムレシラムには、
 自分から争いを止めたいって思ってほしい」

原因探していると、空にレシラムらしき影が現れる。
「まずい、ここでゼクロムと戦う気みたいだ!早く避難しなきゃ!」
と言うパートナーの傍ら、主人公は様子がおかしいことに気付く。
もう少し近づこう・・・!とダンジョンに隠れながらレシラムに近づくと、
それはレシラムではなく、レシラムに似た謎のポケモンだった。
(※バージョンによって変更してもいいかも)


戻った主人公たちがそれをミュウツーに話すと、
「もしかしたらそれは、キュレムかもしれない」と言うミュウツー
キュレムレシラムゼクロムに次ぐ第3のドラゴンポケモンで、
レシラムゼクロムの能力を使うことができるという話である。
しかし、キュレムの名前を聞いて皆は震え上がってしまった。
首を傾げる主人公にブルンゲルが説明する。
キュレムは「闇夜に現れてポケモンをとって食らう」と言われるほど
恐ろしいポケモンなのだと。

しかしパートナーはこのまま放っておくわけにはいかないという。
レシラムゼクロムが争っているだけで大変なのに、
 キュレムも戦いに加わったら大変なことになってしまう!
 レシラムゼクロムが争っている間に、キュレムだけでも止めないと!」

そしてキュレムの居場所をみんなの協力で調べ、ダンジョンに向かう。
ちなみにビクティニも一緒。
奥地でキュレムの姿を見つけたが・・・なんか様子がおかしい!
警戒して攻撃してきたというよりも、自我を失って暴走しているようだった。
ゼクロムに似た姿になったりレシラムに似た姿になったりしながら、技を暴走させるキュレム
そしてキュレムはどこかに去ってしまった。

(もしかして・・・ゼクロムレシラムは、戦うべき相手を間違えてるんじゃ・・・!?)
主人公は気づく。
ゼクロムレシラムは、暴走しているキュレムをそれぞれレシラムゼクロムだと誤解して
それを許せずに戦っているのではないか、と。


戻ってきた主人公たちは、皆で会議を開く。
キュレムが暴走しているのを止めなくてはいけないと。
そこに、ミュウがやってくる。珍しく驚いた様子を見せるミュウツー
レシラムが自らのすみかの近くにやってきて(主人公たちが移動させたから)
逃げてきたのだが、そのときレシラムの心をテレパシーで感じたと。
「暴走しながらも、レシラムは強く自分のことを憎んでいた」と、ミュウは語る。

主人公の夢に、「ご先祖様ビクティニ」が現れる。
キュレムが暴走していること、そのキュレムが自らのことを嫌っていると伝えると
ビクティニキュレムのことを話す。
キュレムは『虚無』を示すポケモンです・・・
 そして、ゼクロムレシラム、両方の力を持っています・・・
 キュレムゼクロムレシラムが生まれた後に残ったものから誕生しました・・・
 ゼクロムレシラムの両方でありながらどちらでもないキュレム
 自分でも自分がわからず、苦悩したのでしょう」
それで暴走したのかと問う主人公に、
「無は物を引き寄せ、取り込むものです・・・
 それが他のポケモンであっても、人間であっても」
と答えるビクティニ
それで「とって食らう」という伝説が生まれたのか、と主人公は納得した。
「そしてキュレムは自らの心すらも無に取り込まれてしまったのでしょう」
と、ビクティニは伝えた。

次の日、ミュウツーに見た夢を全て伝える主人公。
するとミュウツーは自分はその気持ちが理解できると語る。
「私は破壊の遺伝子を持つ、本来いるべきではない存在だった・・・
 当然自分のことが大嫌いだし、憎らしかった・・・
 そして破壊の遺伝子を持たないミュウを妬み、戦いを挑んだりもしたのだが、
 戦ううちにミュウとお互いを認めあい、いつしか自分を少しは好きになれて、
 それからは他のポケモンとも仲良くできるよう努力した」
とのこと。
(※このストーリーは「ミュウツーの逆襲」のオマージュになっている)
主人公はミュウツーの気持ちをくみ、何としてでもキュレムを助けないと、と
パートナーと誓い合う。
そして2匹が立ち去った後、ミュウツー
「無は物を取り込む・・・人間であっても・・・か」
と、意味ありげに呟く。伏線!


ミュウがいた場所(ジャングル風のダンジョン)の奥でキュレムを見つけ、
何とか暴走を止めようとする主人公たち。パーティにビクティニが入る。
戦って勝ち、キュレムが動きを止める。
何故かその時、断末魔のように主人公の名前を呼ぶキュレム
そこにミュウツーとミュウ、そしてフーディンや町のムンナなど
沢山のエスパーポケモンたちがやってくる。
そして、主人公たちをキュレムの心が囚われている異次元へと送る。

異次元のダンジョンをクリアして、キュレムの心(通称きれいなキュレム)に出会うと
現実世界でもキュレムが我に返った。
暴走していたことを詫びるキュレム
「恐ろしい伝説のせいで皆が怖がっている中、それを恐れずに助けようとしてくれた奴らもいた」と
ミュウツーキュレムに言い、キュレムは主人公たちに感謝する。
あとはレシラムゼクロムの戦いを止めるのみ!と意気込む主人公たち。
主人公の名前を聞いたキュレムが驚いた顔をした。
「お前は○○なのか・・・?いや、○○はポケモンではなく人間だった」
「人間だったころの○○を知っているのか!?」
驚く一同。

キュレム曰く、心が異次元に囚われている間に○○という人間に会ったという。
そして異次元のわずかな歪みからその人間は外に放り出された。
しかし入ってきた場所ではなく、違う場所に出てしまったという。
(それで自分はポケモンに・・・)
と、納得する主人公。
そしてキュレムは人間だったころの主人公について聞かれ、
「悲しいことがありすぎて、自分と同じように自分のことが嫌いになった人間だった、
 もしかしたら同じような考えを持つ自分が引き寄せてしまったのかもしれない、
 巻き込んで本当にすまない」と。
覚えていない主人公は驚く。
しかし、パートナーは「昔は昔、今は今だよ!今の○○、伝説の英雄みたいに輝いてるよ!」と
何の屈託もない笑顔で言ってくれた。
主人公は微笑む。
そうだ、昔の自分のことは覚えていないけれど、自分は変わったのだと。

主人公はパートナー、ビクティニミュウツーと共にレシラムゼクロムの戦いに割って入る。
キュレムは傷を癒してからすぐに来るとのこと)
苛立って襲ってきた二体と戦闘になる。伝説系は人の話を聞かないお約束。
(※レシラムゼクロムの両方と同時に戦うが、ミュウツーが能力高いので割といける。)
勝利後、ビクティニが「戦いをやめなさい!!」と叫ぶ。
そして主人公が歩み出ると、英雄オーラを持った主人公に二人とも戦いをストップ。

そこにキュレムが現れる。
キュレムが今までの経緯を説明し、三匹のドラゴンポケモンは共に飛び去った。
争いがやみ、穏やかな風の落ち着いた自然がそこに残った。

そして主人公たちはキュレムが最初いた場所に行く。
そこは伝説の隕石が落ちた場所であった。
ドラゴンポケモンたちは今までのことを謝罪し、主人公たちに感謝する。
レシラムたちは「自分たちは英雄を待つだけで自分からは何もしようとしなかった」と詫び、
キュレムは改めて巻き込んでしまったことを詫びた。
自分たちはこの隕石から生まれた三体のポケモン
これからは三体で、世界を守っていこうと考えていると。
レシラムゼクロムの力はそれぞれ強すぎるが、間にキュレムが入ることによって
何かが変わってプラスになるかもしれないとミュウツーは語る。


そして、キュレムは主人公を元の世界に返せると言う。
レシラムゼクロムの力を借りれば・・・と。
「そんな!行っちゃうの!?」と泣くパートナー。
けれどミュウツービクティニに黙ってポンと肩を叩かれる。
主人公はドラゴンポケモンたちの前に歩み出る。

「こちらの世界に来てから自分を好きになれたし、
 こちらの世界はすごく居心地がいい・・・
 でも、それは向こうの世界から逃げたことになるのかもしれない・・・
 逃げたくはないと思ってる・・・」
「・・・やっぱり帰っちゃうんだね・・・
 うん・・・でも・・・○○が選んだ道だもんね・・・」
「でも、夢からも逃げたくない・・・!
 いつか僕(私)は伝説の英雄みたいに、みんなの心を光で照らせるようになりたい!
 その夢をかなえたい!」
主人公は帰ることを断り、ポケモンとして生きることを決意する。


そしてエンディング

クリア後


荒れた世界を元に戻すためにどうすればいいか、英雄団で話し合う。
そんな中、山にすむシェイミというポケモン
荒れた土地を綺麗にできるという話を聞き、探しに行く。
前作準拠のシェイミ

シェイミは荒れた土地を綺麗にしてくれたが、一匹では負担が大きく疲れてしまった。
「私一人では大変ですが・・・そうだ!ランドロスさんというポケモンが、
 荒れた大地を肥沃な土地にできる能力があるって聞いたことがあります!」
ランドロスを探せ!

ボルトロストルネロスからヒントを貰い、ランドロスを探した主人公たち。
頑固なランドロスは自分が認めた者でなければ力は貸さないという。
戦って勝てばクリア後のチャプター終了。


あと、一番難しい制限ダンジョンに、「先代英雄」のウルガモスさんがいる。