エビカレー記念日

今日はひとつの記念碑的な日となった。まずはこの記事を読んでいただきたい。

https://homecomputer.hatenadiary.jp/entry/20140808/1407509067

僕がシーフードカレーを食べようとすると、何かしらの災禍が僕に降りかかるようなのだ。

そんなわけで2,112日(5年286日)間シーフードカレーを避け続けたが、ついに、とうとうシーフードカレーを解禁した。

確かに、シーフードカレーの複雑な味わいに対する欲求は抗いがたい。鉄腕DASHという番組の自作カレー企画でも、エビカレーの魅力を布教していたし、『ノラネコぐんだんカレーライス』という絵本のおいしそうなエビカレーにとどめを刺された感はある。とはいうものの僕は嫁さんの決定に恐れおののいた。しかし嫁さん曰く「前回はシーフードミックスを使ったけど今回はエビ1種類だけだから大丈夫」という見事な論法だった。

そして2020年5月20日、僕の命のかかった一日が始まった。『ファイナル・デスティネーション』という映画のことが頭から離れなかった。ざっくり言うと、いろんな人が次々と不慮すぎる事故で死にまくるという話なんだが、風が吹けば桶屋がなんたら的な凝った死に方を並べたてて無駄に5作くらいシリーズで作ってる悪趣味な映画だ。まさかねとは思いつつ、いつもより気持ち道路から離れて歩いたりするように心がけてはいた。最も命の危険を感じたのは、川の土手で芝刈り機で草を刈っている作業員さんの近くを通るときだった。今日の僕にとっては何か起きるには十分危険な状況だった。

というわけで(それなりにいろいろトラブルはあったものの)無事家に着いた。愛する嫁さんと、かわいい息子と、死ぬほどうまいエビカレーが待っていた。今日は間違いなくエビカレー記念日だ。