『地図エイリアン』というアプリについて

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息子の持っているキッズタブレットのアプリについて大人げないレビュー。

【あまり良くないと思うところ】

都道府県を模したキャラクターが出てくるが、デザインにあまり都道府県との関連性を感じない。既にゆるキャラとかもたくさんいるので差別化しないといけないのでそこは仕方ないとは思う。

しかしそこで問題なのは、このゲームのシステムだ。流れとしては、キャラクターが整列していき、自分が所属する都道府県を順番に一度だけ名乗っていき、ひとしきり名乗ったあとにプレイヤーの番になり、それと同じ順番どおりに地図上の都道府県をタップしていくというものだ。

キャラクターは、一度しか都道府県を名乗らない。なので、プレイヤーはそのキャラクターがどの都道府県に属しているのかを覚えないといけない。プレイヤーは、都道府県を覚えるだけでも精一杯だと思うのに、いまいち都道府県との関連性の見出せないキャラクターもそれぞれが何県なのかと二重に覚えていく手間がかかるわけだ。そのようなキャラクターが何県なのかと覚えていけるだろうか。

いや実のところ何度も繰り返しやっていくことでイヤでも覚えてはいける。だがやはり、流れるようにタップしていくと、間違えることが多々ある。というのは、1人1人、意識してコイツはどこ、コイツはここと頭の中で紐付けていかないと(あくまで僕の頭では)間違えてしまうのだ。特に、カラーリングが似てるヤツとか困る。たとえば群馬は抹茶色なんだが、埼玉はネギ色で、どちらも緑系統なのだ。これが危うく押し間違えそうになる。でも、群馬も埼玉もどっちも緑ってなんかわかるから難しいところだよなあ…(あくまで個人の感想)。それに、形や大きさ的に非常に押しにくい都道府県もある。特に東京都。小さい。(香川県も小さいが、瀬戸内海に面してる分、押すためのマージンが確保できてる。東京都は他の県に挟まれちゃってるからな)。

いやいいよ。都道府県の押しにくさはある程度どうにもならないだろうし、キャラクターの造形も、なんだかんだで覚えちゃうのはいいとしよう。一応名乗ってはくれるからね。でもやっぱり、せめて、お前ら名札つけてくれよと思う。押すほうの地図は白地図でもいいと思うけど(最初は地図にも都道府県は書かれているけど、だんだん進むにつれて消えていく)、お前らがどこ県かまで覚えておくのは難しいよ。こちとら都道府県を覚えたいんであって、お前らの顔まで覚えたいわけじゃないんだよ。ごめん、なんか言葉のトゲを取るのがめんどくなって。

それも難しいのかもしれないね、スペースとか的にね。でもそれならせめて、今どこまでタップしたか、矢印とかなんかマーキングがほしいなあ。それくらいはできるだろ?コイツは何県でとか必死に考えているあいだに、あれどこまで押したっけ?ってなるんだよ。今ここまで押したよっていう心づかいくらいあってもいいと思うんですがねえ…

<<2020/07/26追記>>

こないだテレワークをしているときに息子がこのゲームをしてて、「パパ、このつづきをやって」と持ってきた。見ると、どうも途中までは自分でコンボしたみたいだけど、どこまでコンボさせたのかはわからないというのだ。そら見たことか!こういうことがあるからどこまで押したかわかるようにしてくれと切に願うわけですよ。

このゲームは、最初1人、次に2人、3人…とどんどん増えていく。なので、1+2+3…とコンボ数が増えていく。息子が持ってきたのは60コンボの状態だった。なので、仕事のパソコンでエクセルを出し、1,2,3,4…と並べて、60になるところを探した。つまり1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55 で、55コンボは過ぎているから今11人が並んでいる。60コンボということは息子は60-55で5人目までは押したということだから6人目を押せばいいはずだ。というわけで思い切って押したら、良かった成功した。エクセルなんか出さずとも解決する方法はあったと思うし、仕事のパソコンをンなことに使うなよと思われても仕方ないが、息子がせっかく重ねたコンボをフイにしないために俺なりに知恵を絞った結果なので寛大に受け止めていただきたい次第である。

ただ、どうもこのコンボ数、バグがあるらしく、100コンボとかだったのに突然200いくつとかって数が出てくることがある。そうなっちゃもうお手上げよ。

<<追記おわり>>

 

【良いと思うところ】

楽しく都道府県を覚えられていいと思う。*1

*1:『あとよし言葉』欠点を先に言って、最後に利点を言ったほうが聞き手に良い印象を与える