昔、息子がよく「はこね、どーん」と足踏みしてた。あれはなんだったんだろう

息子の、小学生になって初めての夏休みが終わった。正確にはもう終わっている。今週の頭からもう登校している。
息子は宿題をほとんど完璧に片付けてくれた。毎日の日記、絵日記、アサガオ観察日記、算数の課題、読書記録・・・全部やってくれた。すべては息子本人の努力なんだけど、ものすごい達成感だ。親が。本人はあまり達成感を感じているのかいないのかよくわからないのだけれど。
息子の一番の思い出は箱根への家族旅行だったらしい。まあそうだよね。もっと早くに連れて行ってあげたかったのだが、コロナやなんやで二の足を踏み続けていた。
本人いわく、ホテルが一番印象に残ったようだ。いやわかる。快適だよねホテル。そんなに特別豪華なホテルではなかったのだが、掃除も何もしなくてもいいって最高だよね。
この状況下なので、部屋に露天風呂があり、個室で食事ができる宿という条件であたった。
いや、このお部屋にある露天風呂、やばいね、最高だね。ちゃんと温泉なんだよ。入ると、じわあと温かい。普通のお湯とはやっぱり違う。それがいつでも好きなタイミングで、部屋から出ずに入れちゃう。この快感は筆舌に尽くしがたいものがある。でも大浴場も見ておきたいので結局ササッと大浴場も入ってしまった。でもこの露天風呂付のお部屋は癖になるね。まずいものを知ってしまった。
そして料理。料理は・・・・・・・・・
普通においしかったんだが、休まらなかった。ひたすら息子の料理の番をしていた。食べやすそうなものをより分けたり、引き取ったり、おいしそうなものを判断して大人のほうから追加してあげたり。息子も大人と同じものが出されるんだよね。小学生ってそういう扱いになるのか。
とても申し訳ないがやはりバイキングが恋しかった。
2日目は、箱根登山鉄道箱根登山ケーブルカーとロープウェーを乗り継いで、大涌谷まで行った。ロープウェーは、あれほどクレイジーな乗り物は見たことがなかった。地上何百メートルのところにロープが張られて、その上を人間が行ったり来たりしているんだよ。いや、これをクレイジーと言わずしてなんと言う。しかも眼下には、黄色がかった岩山から煙が絶えず噴き出している。すごい光景だった。あんまりな語彙力なので言い直すけど、すごい光景だった。息子にとって忘れられない光景になったのだろうか。大涌谷で食べたたまごソフトクリームはとてもおいしかった。
また必ず家族旅行は行こうと思う。