スティーヴン・キング 私的ランキング 第7位〜第10位

・第7位『ペット・セマタリー』
4位でも5位でも6位でもよかったけど、また読みたいかと言われるとう〜んとなってしまうような気が滅入る話なのでこの順位。それがまたいいんだけどね。キング自身は自分の作品中で最も怖いとのこと。僕は怖いというよりも悲しみが先行した。恐怖と悲しみは表裏一体なんだね。
・第8位『アトランティスのこころ
前半はヒステリックな母ちゃんが怖かったけど、ノスタルジックで面白かった。昔話という意味では個人的に『スタンド・バイ・ミー』より好き。後半は、なかなかトランプ遊びから抜け出せない大学生がリアルで良い。こんな大学生にはなりたくないと思ってたけど、現実は大して変わらなかった。
・第9位『ランゴリアーズ』
これはキング初心者にはうってつけじゃないかってくらい読みやすい。『秘密の窓、秘密の庭』はつまらなかった。
・第10位『ゴールデンボーイ
2週間で書き上げたというキングの執筆スピードに触発されたか、僕も驚くほど読むのが早かった気がする。恐怖の四季ではこれが一番好き。