マレーシア航空370便が行方不明になってから1週間が経つ。僕も航空事故に関しては人一倍の関心を持ちいろんなケースを知ったが、事故が起きてリアルタイムで続報を待つのは今回が初めてかもしれない。今までもこれほど長い間飛行機が見つからないことがあったのか、ちょっと思い出すことはできないが、しかし海に飛行機が墜ちると発見は難しいというのはよく見る。とりあえず、何が起こったのか、あり得そうなことを実際に起きたケースと照らし合わせていく。
救難信号を出さずに行方不明になったということなので、信号を出す間もなく整備不良で空中分解したのか、爆弾が爆発したのかもしれない。故意に通信を切った可能性もある。パイロットが自殺行為で故意に急降下させたのか、あるいは乗客の誰かが飛行機を落とそうとしたのかもしれない。可能性は低いが、翼への着氷、ダウンバーストや落雷などの悪天候、バードストライクなどもありえる。
そもそも本当に海に墜ちたのか？誤ってコースを外れて、何の前触れもなく何か障害物にぶつかったのかもしれない(CFIT)。あの辺りはうっそうとしたジャングルがありそうだし、発見は難しいかもしれない。
いよいよオカルト説も出てくる。成田空港を発った貨物機が漂流物のひとかけらも残さず失踪したという話はあったが、これほどの規模の旅客機が行方不明になるのは前例がない。スティーヴン・キングの『ランゴリアーズ』の世界だ。
