息子の特殊能力『K』

息子は電車が好き。今日もお風呂に入っているときに、東急池上線の駅をクイズ形式で順番に言っていくという遊びをしていた。そんな中ふと息子が

「ごたんだ、とごしぎんざ、はたのだい、ながはら、ちどりちょう、はすぬま」

「…?」

何か池上線の駅名を飛び飛びに羅列したあと

「ぜんぶ、けーがないよ」

思わず僕は

「ええええええええ!Σ(゚Д゚;)」

となった。

お分かりだろうか。息子が無作為に並べたような駅名には、「かきくけこ」すなわちアルファベットのKがないのだ。


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息子はアルファベットはいくつかは知っていて、トランプを通じてアルファベットのKの存在を認識しているらしい。

しかし息子には、Kとひらがなの「か」の段との関連など教えていないはずなのに、なぜか息子はこともなげにその法則に基づいて駅名を抽出しなおかつ除外するというウルトラCをやってのけたのだ。

息子の突出した言語感覚が「かきくけこ」と「K」の関連を認識させたのか、それとも息子の超感覚的な特殊能力で駅名がアルファベット化され息子の脳内でKが色付けされたのか、ともかく息子がどのように世界が見えているのかいささか畏怖の念をもって驚嘆せざるを得ない。この息子の能力を今後どのように伸ばしていけば良いか皆目見当つかないがいつかKが世界の平和を脅かすときに息子が救世主となるだろう(雑な締め)