一夜明けて

きのうは職場で地震に遭い、約17キロの道のりを5時間歩いて我が家に帰還しました。
長い道程の中で、どこかでひっきりなしに聞こえる消防車や救急車のサイレン、空っぽの電車と鳴りやまない遮断機、遅い時間にもかかわらず通行人でごった返す歩道、真っ暗な街並み、発電機で灯る信号機、人の手による信号…見るものすべてが非日常で、ああ、自分の周りだけじゃなく、全国で大変なことが起きたんだと実感せずにはいられませんでした。普段普通に機能していたものが動かなくなることが、こんなに頼りないことなんだと、痛感しました。
うちの家族から、コスモ石油の火災で有毒物質が雨でばらまかれるという内容のメールが回ってきたんですが、どうやら悪質なデマのようです。この内容のメールが回ってきたら、くれぐれも広めないように。まあ外出しないに越したことはないと思いますが。とりあえずうちでは、節電するようにしています。