卵とミルクパン

0655で流れ始めた新曲がいい感じだ。なんか映画的で。同じメロディでいろんなテーマを歌いまわす曲なので、なんてタイトルなのかよくわからん。
その中で嫁さんが、卵とミルクパンが恋をする話はシュールすぎてよくわからないとおっしゃってた。内容は卵とミルクパンが恋をしたが、ある日ミルクパンはその卵の命を自らの手で下すよう任ぜられ、ゆで卵になった卵を見ながらミルクパンは世をはかなみ植木鉢として余生を過ごすという話。うん、確かにシュールだ。有機物と無機物の恋だなんて。そうじゃなく、嫁さんはなんで植木鉢やねん植木鉢に失礼だろとおかんむりのご様子だった。
なるほど。しかし僕はこう考えた。ミルクパンは料理をするのが仕事であり、その材料をあるべき形にするために引導を渡すのが役目であり、植木鉢はその対極で植物(命)を支え続けるのが役目だからそういう仕事がしたくなったんだろうと。嫁さんは深イイねと褒めてくれた。
いや、その場で勝手にでっちあげたことだからあまりまともに受け取らないでね。