『ちいさなまち』

今日のテレビ絵本は、『ちいさなまち』という作品だった。すごく絵がきれいで見入ってしまった。
なんて人の作品だろうと思って調べたら、ふじたしんさくという人だった。どこかで聞いたことがあると思ったら、あ!スティーヴン・キングの和訳本の装丁をよく描いている藤田新策さんじゃないか。
確かに、ホラー小説の装丁をよく描いている人らしく、ところどころ怖かったり、小雪の細々とした語りがほんわかしたものの、今思うとなんか怖くなってきたし、なんかその街がセイラムズ・ロットやキャッスル・ロックに見えてきたり、いろいろ深読みしてしまう。
なんていうのか、イラストレーターが書いた絵本らしく、話どうこうよりも、絵で語る絵本だった気がする。映画で例えるなら、ミシェル・ゴンドリーが監督した映画みたいな感じ?言ってることがよくわからないけど。