「かに道楽」
岡山のお店に行ったんだけど、まずお店に入ると、店員さんが妙になれなれし・・・愛想がよく、壁にはお客さんの記念写真がメッセージとともにズラッと並んでる。
ここで僕が僭越ながら岡山の県民性を語らせていただくと、嫁さんやそのご家族を見ていてもたしかに感じるのが、岡山の人は結構冷静というか、遠くから距離をおいて世の中を観察しているところがあるようで、そこへきて、このお店でそんな写真が飾られてるのはきわめて異様な感じがしたのだ。岡山の人は、大阪のそんなノリをえー・・・引くわー・・・と冷めた目で見ている気がするから。そう、かに道楽は、店内に大阪のノリを密閉しているのだ。*1
料理は総じて美味しかった。不思議なのは、かにの造りとかにの刺身の食感の違い。造りは歯ごたえがあるのに対し、刺身はとろっとしてるのだ。この違いはどこからやってくるのか・・・。お店に行った次の日にタイミングよくやったシルシルミシルのかに道楽特集を見ても、それは解明されなかった。
あと、料理はおいしいけど総じてしょっぱいので、お水をよく摂るといい。
*1:僕らも写真を撮ったけど、店員さんの写真を飾ってもよろしいでしょうかという質問に対し、嫁さんのお父さんの「よろしくないと思います」という一言でこの場は岡山式に回避された。結局のところ人それぞれなんだろうか
