読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

函館三大名所(たぶん)

観光

突然であるが、函館に2泊3日で旅行していた。そして昨日帰ってきた。事前に報告する余裕がなく、また旅行の最中に食事以外に更新することができず申し訳ありませんでした。しかし細々と更新するよりもあとでまとめて要点だけを伝えたほうが締まるかなと思った故、ご了承願います。誰に謝ったり断ったりしているのかわからないが。
まず、函館三大名所(たぶん)についてである。

函館朝市

まず初めに、人の言うことを断れない気の弱い人にはあまりオススメできない。とにかくグイグイガンガン店員さんが攻めてくる。よく言えば活気があって楽しいが、言われるままに引き込まれると、買わなくてもいいものを買ってしまったりしかねないので要注意だ。1人ではあまり行かないほうがいい。誰かとひっきりなしにおしゃべりしたりしていないとたちまち捕まってしまう。買うつもりがないときは、出来るだけ立ち止まったりせず、店員さんと目を合わせないようにしたほうが良い。表通りはかなり慌ただしいが、屋内のお店は比較的ゆっくり物色できるように感じた。
それにしても、今まであまり旅先で人との触れ合いを求めなかったが、この函館朝市に来ればいやでも触れ合える。しかしインドアな僕たち夫婦にはなかなかにハードルの高い場所だった。とても楽しかったけど。

五稜郭

函館駅から市電(路面電車)に乗って10分程度で着く。距離にして4kmぐらいだろうか。函館駅から五稜郭までは道が平坦なので、レンタサイクルというのもいいかもしれない。
タワーには登らなかった。料金がかかるようだ。公園を回る分にはまったくお金はかからない。タワーに登らなかったので、本当にペンタゴン型なのかどうかは心で感じるしかなかった。
公園内はゆったりした時間が流れており、とても和んだ。犬や、フェレット(!?)を連れて散歩している人がいた。野球をしている親子、ケイドロらしき遊びに興じる中学生を見ていると、忘れていた何かを思い出すような気がした。桜もわずかに咲いていた。首都圏基準なら、4月中旬くらいの咲きぐあいだったと感じた。

なぜお堀がこのような形をしているのか、新撰組がどう関係あるのかなどは残念ながらわからなかったが(そもそも知ろうとする努力をしなかった)、とても和む場所だった。

函館山

美しい夜景を臨める山。実は行かないでもいいかなと考えていた。夜景なら、きれいなのをホテルの窓から見れたし、山に行こうとした日は霧が濃くて山の頂上が見えないくらいだったし、わざわざ行かなくてもいいのかなと思い始めたのだ。
しかし、朝市で出会ったおばちゃんが、函館山は行ったほうがいいと言ったのだ。地元の人は、あまり観光地観光地した場所は薦めないという僕の妙な偏見があるのだが、地元の人が薦めるくらいなら、行く価値があるのだろう。この僕の単純な思考が何より問題かもしれない。
五稜郭からホテルに一旦戻り、夕方になってから函館山を目指した。山までは近いものの、途中はえらい急坂があった。山に行くならこれくらいはあるだろう。途中、親切な警備員さんの案内もあったおかげで、山の麓のロープウェー乗り場に着いた。一向に霧は晴れる気配はない。しかしここまで来たなら行くしかないだろう。往復券を買った。ホテルで入手したロープウェーの割引券を利用し、1人1050円だ。
ゴンドラは広かった。聞くところでは100人近く乗れるらしい。僕は怖くてそんなイナバ物置みたいなマネはしたくない。幸い、乗っているのは10人くらいだった。ゴンドラはしっかりしていて安心感があったが、地面から離れるとやはりなかなかにスリリングだった。
どんどん霧が濃くなる。霧というより、ほとんど雲だ。中腹くらいまで来ると視界はゼロになった。こんなんじゃ頂上も視界がなくてつまらんだろうと思っていたら、次の瞬間信じられない光景が!

雲の上に出たのだ。辺り一面、雲海が広がっている。それはそれは、幻想的な風景だった。函館山から見える函館の地形は、よく見るいわゆるワイングラス型のあれだが、これはこれで貴重な光景だった。
ゴンドラを降りた。なんかバンドのグループが集まっている。展望台に上がった。雲の上だから、日が差しており、地上よりも暖かかった。
函館に来て、一番写真を撮っていた。あとで見返すと、ほとんど同じような写真ばかりだったが、しかしこの光景は忘れられなそうだ。嫁さんは、函館空港があるであろう方角をずっと見ていた。雲の中から現れる飛行機を見たかったようだが、残念ながら見れなかった。僕は、よく見る函館の街並みもだが、それとは反対側の、夕日が映り船が浮かぶ海の景色に感動した。
撮影:嫁さん
霧の日は夜景も幻想的で美しいと聞いたが、日が暮れる前に下山することにした。王道ではないかもしれないが、十分景色は堪能した。強引ではあったものの、函館山へ背中を押してくれた朝市のおばちゃんに感謝したい。