昼休みにメールするということ

僕、会社の昼休みはいつも嫁さんとメールしてるんですけど、調子はどう?とか今日は早く終わりそう?とか毎日そんな当たり障りない内容で、面白くないんですよね。だからいろいろネタを捻り出してみるんだけど、なかなかうまくいかない。仕事に面白いもクソもないから、なんか誰かがバナナの皮で滑ったとか、そういう事件が起きない限りネタなんてないんです。
ふと朝歩きながら、いつも面白くないメールしてるからなんか面白いこと起きないかなーよく面白い話いっぱい持ってる人いるけどああいう人は人との交流から生まれるネタがあるから強いよな俺ももっと人と交わらないとなとかグチャグチャブツブツと一人で考えてたら、ポチャンと音がしたんです。雨上がりだったし、水が落ちたかと思ったんですが、僕の前方約20〜30cm先に、白い斑点が道に出来てたんです。
あっっっぶね!!危うく鳥の落とし物をもらうところでした。いつか誰にでも起こりうる不幸であり、いつか自分にも起こりかねないと思ってたから、すんでのところで無事に済んだのはかなりミラクルだったと思うんですよ。やったこれでネタゲットだぜ!と少しの間舞い上がったんですが・・・
よく考えたら、メールするの昼休みだし、そんなお食事中にそぐわない話は御法度だ。それに、この話がそこまで面白いかという疑問。明石家さんま島田紳助にも、この話を面白くするのは不可能だろう。そして何より、汚物だの下ネタだの、そういう低俗なもので笑いをとろうという安直さ!お前はそんなんだからいつまでも(ry
しかし、不思議なんですが、なんか面白いこと起これ!と念じれば、意外と起こるもんなんですね。その、僕が、世の中あんま面白くねーなーと思うのは、単に僕が外の世界との関わりを断絶してて、面白いことに気付いてないだけなんじゃないかって。だから、嫁さんに何か面白いことを伝えようとするのは、僕が自分の人生を華やかにする助けになっているんですよ。ありがとう嫁さん。これからもよろしくね。