あのあれ

一度何かを嫌いになってしまうと、なかなかその感情は拭えないものである。
例えば、剛力彩芽だ。最初は、最近よく見る何の変哲もない女優ぐらいにしか思っていなかったのだが、嫁さんが大いに嫌っており、嫁さん教の僕も自然と剛力彩芽を嫌いになったのだ。人は成長するにつれ、物事を多方面から分析し、その上で好きとか嫌いとか言えるようになるものだが、剛力彩芽については、もはや何が嫌いなのかよくわからなくなった。生理的に受け付けがたいものがある*1
ところで話は全然変わるのだが、30も手前になって、急にあのあれが嫌いになった。わかるだろう。言わせないでくれ。
蚊はうっとうしくてかゆいだけでまだいい。しかしあれの存在感は・・・なんだろう。頼むからいてくれるなと懇願したくなる、そういう威力がある。なんでかわからないが、最近になってダメになった。
冷静になって、なぜそこまで嫌なのかわからない。何か自然と、あれを嫌えと植えつけられている気がする。もっと嫌なものはいるし、ネガティブな感情を捨てて向き合えばいやいやムリムリムリムリ
こうなってしまっては手遅れなのだ。自分もそうなっていないか時々考えてしまう。まあ100人中100人に好かれようなんておこがましいけどさ。

*1:嫁さんは、確固とした嫌う理由がある。というのは、剛力彩芽は特別かわいいわけでもないのに、出るCMのほとんどが周りから好かれる人気者という設定であるのが鼻について嫌なのだという。確かに