自分のコミュニケーション力のなさに失望した。
いや、本当に伝わらなかったのかどうなのか・・・
そのね、わかりやすく言うと、AとBという仕事があって、Bの前段階としてAがあって、AをしないとBにつながらないという話なのね。それで、Aって仕事は間違いなくうちの部署でやる仕事なんだ。でもBの内容はうちから手を離れて外注先でやることで、うちでやることじゃないんだ。
それで、このAとBという仕事について他の部署の人から質問されて、Aという仕事はそちらの部署でやると思うけど、Bまでそちらでやっているのかっていう質問だったんだ。僕は、Bまではやっていない、やるのはAまでだって答えたつもりだったんだ。そこで話は終わったんだ。
ところが、上司に電話が行ったらしく、お前この仕事はうちではやらないって答えたって？そんなことはないぞ、うちの仕事だぞって言われてしまったんだ。どうも、僕の答えが、AもBも全面的にやらないみたいな風に解釈されてしまったっぽいんだ。
確かに僕も気が利いてなかった。その質問をしてきた人にとっては、今までやったことのないことだったから慣れているであろう僕に聞いてきたのに、僕は、Bをやってもらうのだとすれば別のそういう部署があると紹介をするべきだった。僕がそのフォローをしなかったことが、冷たい態度だ、何もやってくれないところだと解釈されてしまったのだろうか・・・
それに、今読み返すと、Bまでやってない、やるのはAまでだという答え方もまずいかもしれない。これだとBに対してはまるでノータッチに聞こえるが、Bに仕事を任せるというところまでやるという意味ではBとはまったく無関係ではないんじゃないか。
ちょっとわからなくなってきた。いやわかってるけど認めたくないだけなのかな。つまり僕がその瞬間瞬間で出すべきベストな答えを出すだけの能力がないってことを。
おかげで僕は、本当は避けられたはずの余計な仕事をやることになりそうだ。僕の答えが遠因となって、なんやかんやでうちの部署がBの仕事の一端を引き受けることになりそうなのだ。しかしこれは僕に課せられた授業料なんだきっと・・・。僕は、その時にちょっと確認しますと言ってまず電話を切れば良かったんだ、ただそれだけの単純なことだったんだ。
こんなことを難しいと感じてるなんて、いかんなあ・・・
