今シルシルミシルでやってますが、ボンタンアメって、たまーーーに食べたくなります。そうですね、だいたい6年に一度くらい。
小さい頃はオブラートをはがして食べてた記憶がありますが、親にそれはそのまま食べられると教わってすごいビックリした覚えがあります。なんていうんでしょう、こう、大人になるって、冷静に考えればおかしいんじゃないかってことを普通に受け入れられるようになることだと思うんです。フリスクを初めて食べたとき。フルーツ味の歯磨き粉を卒業してクリアクリーンを初めて使ったとき。ヒゲを剃ってシーブリーズを初めてつけたとき。サンテFXネオを初めてさしたとき。その衝撃は、どれも忘れられません。そしてその衝撃は、いつしか日常と化していました。
ぱりぱりと味のないオブラートを食べて、自分がヤギになったような気分になった時、僕は確かに少し大人になったような気がしたのです。
