不射の射

中島敦の『名人伝』という小説がある。弓矢の名手を志す人が、道を極めるあまり、弓を射たなくなったとかそんな話だったと思う。僕の日記も、1000日更新を超えたあたりで、食べたものしか書かなくなりつつあり、しかしそれでも特に何も思わなくなった。更新を極めた、まさに「不記の記」である。
言うまでもなく冗談だ。単に燃え尽きているのと、夏バテである。