白馬村地震

今年こと2014年の11月22日のことだったのか。この日は嫁さんはまだ入院していて、僕は一人家でたまたまCSでやっていた『ヘルレイザー』を見ていた。
ピンヘッドという、この映画を代表するという怪異が現れた瞬間、部屋が揺れた。すぐさまNHKをつけると、長野県北部で震度6弱地震が発生したとのことだった。長野県の地震でここ(首都圏)まで揺れるというのはよほどの揺れだったのだ。嫁さんがいる病院は消灯していて、ただ見回りは来たらしい。ここから病院まで電車で1駅の距離なので病院の揺れもそう変わるまい。消灯時間なのでテレビをつけられず詳細が分からないだろうからなるべくつぶさに地震速報の情報を嫁さんにメールした。
それにしても、怪異が現れてヒエッ・・・となった瞬間に揺れるなんてタイミングが良すぎる。それで眠れなくなるということはなかったが。しかし嫁さんが入院中に、眠れなくなるくらい怖い話を見たり思い出したりしなかったのは不幸中の幸いというべきだろう。
この地震は被害が大きく、家屋の下敷きになった人もいたものの、地域のつながりの強さによる助け合いによって死者の1人も出さなかったと聞く。2015年は、僕も周りの人々とのつながりを大切にしたいと思った。