これまで僕は頭痛に翻弄され続けたが、ようやく、頭痛を克服できつつある実感が湧いてきた。奥歯に物が挟まったような言い回しだが、頭痛克服とは断言はできない。あくまで、人並みに、毎日市販薬に頼らずに生活できて、時々頭痛がするなと思ったら市販薬で散らせるような、そういうレベルの話だ。頭痛を完全に克服したら、それはそれで僕が僕でなくなるような気がするのだ。
今まで、普通に生活しているだけなのに頭痛に襲われていたが、日々の生活で頭痛が発生しそうなポイントがところどころにあり、これ以上こうしてたら頭痛が来るなというのを肌で感じられるようになってきた。頭痛をある程度制御下に置けてきた気がするのだ。僕にしたら、革新的な出来事なのだが、普通の人は意識することはほとんどないことかもしれない。
以下が、僕が意識するようになった頭痛の攻略法である。ここに出てくる脳の性質は僕の基準であり、万人には適用できない可能性があることはご承知いただきたい。
水分を摂り過ぎない/水分を適度に排出する
何気にこれはすごい大事。水分を摂り過ぎるとむくみが起き、脳の血管が拡張して頭痛が起きる、らしい。
こないだ、外で作業したからといって飲料水の3本目に手を出した途端に頭痛がしてきたから確かだ。
いくら夏で暑いとはいえ、水分は適切な量を摂ることが肝要である。
あと、水分は摂った分は出さないといけない。そうしないと、血流は結局水分なので、過度な血流で脳が圧迫される一方だ。だからこまめにトイレ行け。
呼吸を意識する
脳が酸欠状態になると、どういう因果かいまいちわからないがとにかく頭痛がしてくるので、時々思い出したら深呼吸しろ。
激しい運動のあとも要注意だ。息が乱れたら無理せず深く息を吸って吐いて、呼吸を整えよう。
処方された薬を飲む
僕の場合、緊張性頭痛の緩和のために『リンラキサー』という薬を処方してもらっている。とにかく、処方された薬はちゃんと飲もう。
寝落ちはヤバい。ちゃんと｢寝るぞ｣と意識して寝ろ
寝落ちはいかん。睡眠の質が悪いと、どういうわけだか起きたときかなりの確率でガンガン頭痛がしてる。寝るときは、寝るぞ寝るぞと自分に言い聞かせながら寝ろ。
天候不順はあきらめろ
天候不順はあきらめろ。気圧の急激な変化から来る頭痛は、どうしようもない。お天道様には敵わない。事故に遭ったものと思って、強めの頭痛薬をきめておとなしく寝ろ。
