ミニスーファミで星のカービィ スーパーデラックスをやって以来、息子はすっかりカービィが好きになり、何しろキャラクターがかわいいし、息子とのコミュニケーションツールとしても機能してくれて、カービィには本当に感謝している。
https://homecomputer.hatenadiary.jp/entry/20130503/1367592290
以前カービィについてこういう記事を書いたことがあったが、それまで任天堂のアクションゲームといえばマリオ!と来ていた僕が、カービィを初めてプレイしたときに一番衝撃に感じたことがあったのを思い出した。それは、
地面に接していない扉がある!
マリオだったら当然、扉は地面に接して置かれているじゃないですか。いや、もちろんありますよ、扉が動いていたり、宙に浮いている面とか。それでも、動いている扉がマリオに重なる瞬間を見計らって、ちゃんとマリオと扉の座標を合わせないと、扉に入れないわけじゃないですか。そう、マリオが扉に合わせるんじゃなく、扉をマリオに合わせる必要があるんです。
でもカービィは、全部の扉がそうじゃないけど、扉が地面に接してなくて扉が宙に浮いてても、カービィは(主に口にものを含んでいるとき以外は)いつでも飛べるわけだから、ひょいと扉に入れちゃうんですよ。
そこでまた不思議に思うんですよ。
なんで、地面に扉を置かないんだろう?
扉が宙に浮いてたら、扉に入る前に、カービィをホバリングさせるというひと手間が必要になるわけじゃないですか。でも無防備なホバリング中にもし敵が来て当たっちゃったら、もう一度入りなおさなきゃいけないじゃないですか。
扉ひとつ入るのに、なんでそんなひと手間をかけないといけないのか?カービィだから入れるけど、マリオだったら、そこで詰みじゃないですか。
あの、すいません。
もっともらしく、新書みたいなタイトルをつけて語ってますが、この先に何も答えは書いてません。桜井さん*1に聞いたりしたわけじゃないので。
でもとにかく、僕にはそれが衝撃だったんです。マリオと違って、なんて自由なマップなんだと。マリオみたいな、キチッキチッと、定規で引いて出来ているようなコースはなくて、もうほんと、絵に描いたらそれをそのまんま起こしているようなマップが、ほんとビックリして、え?これこのまま進んで正解なの?と思わずためらってしまうような。
まあでも、その型にはまらない自由さこそがカービィの魅力なんだろうな。
いやでもほんと、なんか、聞いてみたいな、桜井さんに。なんで扉を地面に置かないのか。理由なんかないのがプププランドなんだと思うんだけどね。