眼鏡を買いに行く

僕の視力が1.0を切ったのはいつだったか。パソコンという今後の人生の1/2近くをともにするであろう第2の伴侶と出会ってしまったばかりに、僕の視力は順調に右肩下がりだ。
だが、周囲の「目つきが悪い」「そんな視力だから1面のボスにも苦戦する」という熱い後押しを受け、ついにとうとう僕は眼鏡を買う決意をした。
眼鏡を買ったその日から、僕が今まで見逃してきた新しい世界が広がるのだと思うと胸が躍る。