「息子を乗せて自転車に乗る」
https://homecomputer.hatenadiary.jp/entry/2021/06/12/192758
↑前回
電車とか乗ってて思うことがあるんだけど、電車の運転士さんはこともなげに電車を運転してるけど、この人たちにも「初めての運転」があったんだなと。そのときどんな気分だったのかな、緊張してたんだろうな、前の日眠れなかったのかな、そうと知らず僕も乗ったことあるのかなと。
街中を小さな子を乗せてさっそうと走るママさんがいる。見てると危なげなく乗っててすごいなと思うけど、どのママさんにも「我が子を乗せての初めての運転」があったんだよなと。そのときどんな気分だったのか。
僕はきょう、身をもって体験しました。
まずペダルを踏み出して一言目に出たのは「いや世の中のママさんすげえわ」だった。
重い。そして怖い。
乗せているものの単純な物量的な重みと、責任感としての重みがのしかかる。なにせ、思っていた以上に安定感がない。ちょっと気をゆるめるとふらっと横に行きそうになり、変なところに力が入る。一人で自転車に乗っているときとはわけが違うとは思っていたものの、ここまでとは。大の男が子供1人乗せてこのていたらくで、普通に2人乗せたりそれどころか3人乗せてるママさんいない？なんかもうあれだよね、なんらかの賞あげるべきだよね。
だんだん要領がつかめてきて、息子とドライブを楽しんだ。楽しくなって勢いあまって2駅先まで行ってしまったりしたが、息子の明日も自転車乗りたいという言葉がすべてだった。買ってよかった。
今日、目を見開いて子供乗せて自転車漕いでる僕を見かけた方、僕の貴重な「初めて」でした。ラッキーだったね。
