今日のお初 2021/9/4(仏滅)

新型コロナウイルスワクチン接種」

住んでる自治体の予約がなかなか始まらないので業を煮やして近所のクリニックを検索していたら、運良くワクチンの予約が取れた。
今日が予約日だった。小雨が降っていたが自転車に乗ってクリニックに向かった。
ところで昨日金曜ロードショージュラシックパークをやっていたのでちょっと見ていた。あまり映画に興味を示さない息子が、食い入るようにティラノサウルスとかを見ていた。
僕がこの映画を初めて見たときは小学生で、映画館に行ったのを覚えている。当時は深く考えもしなかったが、パークを管理する太ったシステムエンジニアが悪巧みをしたせいで大事件に発展し映画が面白くなるのだが、昔はこずるいただの小悪党と思っていたが、金儲けに走ったきっかけが薄給だったということでSNSで同情を呼んでいた。
その太ったエンジニアが大雨で足元の悪いなか車を走らせていて、スリップしてその後はあれよあれよとトラブルに巻き込まれていってた。映画で何か事件が起きるときは得てして雨が降るものだ。
そんな僕も自転車を走らせていた。坂を下っていた。雨で足元が悪くなっていた。

ツルッ

嘘だろ。

しかし本当だ。
なすすべもなく横転した。肘を強打した。
大丈夫、この日記はすり替わったりしてない。引き続きコロナウイルスワクチン接種の話なので安心して読んでいただきたい。
しかし到底安心できる状況ではなかった。例年とは違い長袖でもいいくらいの涼しさだったが、なんせワクチン接種だから腕をまくりやすくするためにも露出が多かったので肘を擦った。左肘が血でにじんでいる。
自然と7年前の自転車事故を思い出し*1、そのときと比較した。そのときに比べたら比較的軽傷だった。
何か事件が起きるときは得てして雨が降るものだ──現実も同じだった。まさかジュラシックパークがフラグだったなんて。しかもよりによってのこの日この時だ。これから未曾有のウイルスに対抗するためのワクチン接種だというのに、この怪我では断られてしまうかもしれない。
半ば絶望しながら自転車を起こす。電動自転車なので自重が重く、倒れだすと体勢を整えることはままならない。起こすのもひと苦労だ。この滑った坂で自転車に乗り直すチャレンジ精神はなかったので坂の間は降りたまま自転車を押す。普通に歩いてても滑った。道そのものに問題があると思う。この道は今まで一体何人の生き血をすすってきているのだろう。
既にじんじん腕が痛みながら病院に着いた。腕の怪我で来たのか、何しに来たのかわからなくなりそうだ。はた目から見たらただの怪我の治療に来た人だ。
しかし目的はかろうじて覚えていたので、診察券とワクチン接種券と予診票を出す。
まだどうなるか安心できない。病気はしてないから受けられるかな、でも既に腕にいらぬ穴を開けてしまったので感染症の危険で断られるかも。そもそもこんな接種前に手負いの状況に陥った人間がいるのだろうかと世界何億回もの接種に思いをはせたりした。
順番が来た。まず肘の傷のことを伝えた。まあ接種しても大丈夫でしょう…ということだった。とりあえず、軽く傷口を拭ってもらい、キズパワーパッドを貼ってもらってしまった。先生も普段の診察をおしてのワクチン投与だろうからこんな手数をかけさせてしまったことに申し訳なさしかない。先生も驚いただろうが実は僕も驚いている。今日はゆっくり休めってことだねと言ってくださる先生で本当に心強かった。
針が刺され、チューとワクチンが投与された。普通のインフルエンザワクチンとかと変わらない感じだ。このあと僕に何が起こるのかは誰にもわからない。既になんか起きたが。
しばし安静してから家に帰る。来たときより雨が強くなっていた。しかしただただ早く帰りたかった。そうはいってもひたすらゆっくりと、危なそうなら無理せず一時停止したりして、自転車の正しい乗り方の教材に載せてもいいくらいの安全運転で帰った。
本当は副反応のことで記事の大半を費やすはずだったのだがいろいろめんどくさくなってしまったのでこれ*2を使った。
drive.google.com
すまぬ、なんかうまくアップできなかった。もう一回やり直します

しかし、後ろに息子が乗ってなくて、ほんとぉーーーに良かったと思う。これからはより一層安全運転を心がけますわ・・・・・・