僕は本当に生活を変えないというか、現状維持をよしとして生きる人間で、いやむしろ、何も考えて生きてないというのが正しい。
だがこんなおれにも はき気のする「悪」はわかる!!
「悪」とは 小銭入れを開けたときに スキマができてそこに小銭が入りこむ財布のことだ!!
そこまで言う?と思われるかもしないが、いや本当、この財布さ、前まで愛用していた財布がボロボロになってきたから割と最近買い換えたんだけど、急いでいる時に限ってこのスキマに小銭が入り込んで、チャックを開けたときにポロッと落っことしたり、前なんか、コンビニのレジで小銭を落としたのに気づいたんだけど電車の時間が来るからと急いで走って出たら、すごくいい店員さんが、小銭を持って追いかけてきてくれて。
ほんとあれは申し訳ないことをしてしまった。そうである。この財布は不幸を呼ぶ財布なのである。
あと、コロナ禍を経て思ったのが、お金はばっちい。できれば触りたくない。
あと、お店のポイントカードなんだけど、お店によってはカードリーダーにスッとスライドしないといけないところがあるんだけど、スライドしたときに、パチッと、静電気が来たことがあるんですよ。静電気が死ぬほど嫌いな僕はそれ以来恐る恐るスライドするようになり、たまにミスるようになってしまった。
まだある。小銭を渡すときに店員さんの手が触れたときに静電気が起きることがある。
この、使えない財布と、ばっちいお金と、静電気と、静電気をいっぺんに解決する方法があった。
それが、キャッシュレス決済だ。
最終回の1話前のクライマックス話のタイトルコール並みに引っ張ってしまった。
キャッシュレス決済なら、小銭入れを開ける必要がない。お金に触る必要がない。カードが電子化されててスライドさせる必要がない。店員さんからお金を受け取る必要がない。
いいことしかない。なんでこれをもっと早く始めなかった。
認めたくはないのだが、『便利なものには裏がある』『不便さに価値がある』『ひと手間かける労力こそ尊い』こういう枯れた思考に僕は取りつかれていた。
現状維持は下降線という言葉があるとかないとか。ともかく僕は生活をアップデートしていかないといけない。
この暑い時期にキャッシュレス決済を本格的に始めたが、この真価が発揮されるのは、静電気真っ盛りの冬になってからだ。この先が楽しみだ。
静電気といえば、僕は静電気が嫌で車を持ちたくないので、早く車メーカー各社はオール木製車を作るべきだと思うので早くしてください。