僕の実家に料理研究家のケンタロウの本があって、僕が一人暮らしをするときにそれを何冊か渡されたんですね。一人暮らしのときはいくつか自分で作ってみたり、「旨そうだなーいつか作ってみたいなー」と眺めたりしてました。
やがて嫁さんと一緒に暮らすようになり、それらの本も共同財産になったのですが、嫁さんは当初ケンタロウのことを「親の七光り」と見下していました。しかし、嫁さんのお友達がケンタロウのことをすごく褒めていて、その人が持ってきた手作りお花見弁当の「たけのこの煮物」がすごく美味しかったそうです。それで、ケンタロウの本で作ってみるかとやってみたら、それからというもの嫁さんもケンタロウにはまりました。
で、ケンタロウの本の中に、前からずっと食べてみたいと思っていたものがあって、それが今日嫁さんが作ってくれた「ストロガノフ丼」というものでした。小麦粉をまぶした豚ロースときのこを炒め、生クリームを入れて煮込んだとろっとしたものをご飯にのせたものですが、味の想像がつかなくてずっと気になっていたのですが、やっと今日念願が叶いました。すごく美味しかったです。
なんかどこかで食べたような不思議な味でしたが、マスタードがいいアクセントになって、白ワインのおかげで臭みがなくご飯とよく合って、とってもおいしいです（堀）。まあ生クリーム入ってますから、結構お腹にきますね。でもたまに食べたくなる味です。
今までケンタロウのレシピでおいしかったものベスト3
1位：豆腐ドライカレー 嫁さんに定期的に「作って」って言いたくなる。
2位：鶏ねぎそば 西日本出身で白ねぎが嫌いだった嫁さんがそれを克服するほど旨い。
3位：デミオムライス チキンライスがデミグラスソース味。子供が喜びそうなやつ。
