自転車事故の経過 2023/10/11~2023/10/13

10/11(水)
事故明けて1日目。当然ながら会社を休んだ。ママは在宅勤務で家にいる。というか僕が死なないかの監視もあるのだと思う。本当に申し訳ない。
この日は頭痛がひどくて1日中寝ていた。痛み成分が頭のほうに流れているのだろうというママの分析。
痛みにはロキソニンというのが医療機関の紋切り型の対応で、当然のごとくロキソニンが処方されていたが、あいにく面倒なところで異端児な僕は、手持ちのSG配合顆粒を服用。やはりこれが一番効く。
ママに、シャワーで頭や背中を流してもらった。ありがたい、ありがたい。

10/12(木)
この日も会社は休みをもらったのだが、労災申請にあたって、朝から会社の上司と事故現場に立ち会うことになった。車で僕の自宅前にお越しいただき、お忙しい中に誠に申し訳なかった。
だいぶスピードが出ていたんでしょう、奥さんやまだ小さいお子さんもいるんだからね、自爆だからまだよかったけど、もし誰かを巻き込んでいたら一発クビになっちゃうよとこんこんとたしなめられ、まったくもってその通りで首を縦に振り続けるほかなかった。自転車禁止令が出され、僕自身もこりごりなので受け入れた。
とりあえず解散し、家に戻った。ママはこの日は会社に出社しており、朝から家にいなかった。久々に外に出た疲れもあり、頭痛も少ししていたし、そのまま寝てしまった。
明日また大病院に行く。手の抜糸ができるという話だ。

10/13(金)
だいぶ痛みが和らいで、昨日より調子が良かった。午後から、大病院に行って、右手の状態を見てもらい、抜糸してもらう予定だ。
午後、大病院に着いた。整形外科の手の外科にかかる。ちょうどサンデーで『テノゲカ』という漫画を読んでて、本当に手の外科って言うんだと妙な感動をしていた。
受診予定の20分くらい前に着いたのに、結局1時間弱待たされた。ママいわく大病院あるあるで、息子を生む前の通院でもかなり待たされたようだ。
それからさらに2時間後──────
失意とともに大病院をあとにした。
まず、抜糸できなかった。僕の思い違いだったようだ。
そして、会社の人から、労災の手続きの関係で、1つの病院で済ませられないか言われていたが、その交渉に失敗した。
さらに、手を包帯でごく簡易的に巻いてもらっていたところを、まるでヘルボーイの手みたいにガッチガチにさらに固定された。
そしてあまり言いたくないのだが、担当のお医者さんの態度がお世辞にもあまりよろしいと言えず、失望感と不信感に拍車をかけた。『テノゲカ』が人格者のお医者さんが主人公なだけに無駄にハードルを上げてしまっていたのは否めない。
ガックリ肩を落としながら帰って、ママにありのままを話したら、ママも案の定落ち込んで、さらにガックリなった。
朝は調子がよくて13日の金曜日に似つかわしくないと思っていたが、やはり13日の金曜日だった。