自転車事故の経過 2023/10/16

10/16(月)
事故が起きて、週が明けての平日。まだ、唇と右手に糸が入っている。
今日は、会社に行かないといけないなと事故直後から覚悟をしていた。というのは、同僚が有休を取ると前から聞いていたからだ。どうしてもキャンセルできない予定だと聞いていたのでなおさらだ。
しかし前日、同僚からLINEがあり、周りの人に仕事をレクチャーしておいたから、無理に出てこなくて大丈夫と言われていた。僕はつくづくいい人たちに恵まれている。
そこまでやってもらってたら、出社したら逆に申し訳ないという気がしてきた。朝までどうしようか悩んでいたが、家を出ないと間に合わない時間を過ぎてしまったので、お言葉に甘えて今日は休ませてもらうことにした。確かに、手がヘルボーイで、糸が入ってるやつに来られても周りが嫌だと思う。気を遣わせてしまうだろうし。
会社の人からは、その大病院1つで治療を済ませられないかと言われていたのだが、そうは問屋が卸さなくなったので、会社に断ってから、近所の整形外科に行くことにした。13日の金曜日に、大病院から、その整形外科の紹介状をもらっていたのだ。
バスで行った。病院に着いた。開院の10分前に着いた。まあまあ並んでいる。月曜日だしね。しかし10分経っても開かない。おかしいなと思っていたら、僕が30分時間を間違えていた。先が思いやられる。まだ13日の金曜日を引きずっているのか。
開院した。労災ですと言った。問診票を、看護師さんが代わりに書いてくれた。やさしいせかい。
順番になった。先生が僕のガチガチに固められた手を見て、少々驚いたように見えた。もう少し簡単な添え木にしましょうねと、手のひらと手の甲の両サイドから固められていたのを外してもらい、手のひら側だけの添え木にしてもらった。この添え木は、アルフェンスシーネと呼ばれているものらしい。知らんけど。
お金を払った。労災が下りるまでは10割負担ということで、15,000円近く払った。ううぅ、たっ高い。本当に労災は下りるんだろうか。明日も、手の消毒のために来てくださいと言われた。
病院が終わり、会社に報告した。しばらく通院になりそうだということと、もし許されるなら、今週いっぱいは在宅勤務させてもらえないかと。ともかく希望だけ伝えた。
家に帰った。ほどなくして、会社から電話がかかってきた。労災の書類にサインとハンコを書いてもらいたいので、最寄りの駅に来てほしいと。わかりましたと、午後に駅に行った。
ろくにペンを握れない右手で、なんとか住所と名前を書いた。たしかにこんなだと、書類を書いたりとかいう仕事はおぼつかなそうだ。
会社の人と、薬局に向かう。10日の事故直後に行った薬局に、労災の書類を出してくれた。すると、払ったお金が戻ってきた!なんて、素晴らしい制度なんだろう。お手数をかけてしまったのは本当に申し訳ないのだが、本当にありがたかった。
会社の人は、このあと大病院に書類を出しに行ってくれるという。それが受理されれば、払ったお金は全額ではないかもしれないが戻ってくるはずだと。
大病院だけで済ませたいというのは、病院を変わると、転院届というのを出す必要があり、まず一旦大病院で精算しなければならないという、患者(僕)自身の手間もあるからということだった。まあでも、お金が戻るのならなんでもやる。
家に帰った。少しずつ事態は好転していると思いたい。